| エコエコアザラク(1995) | |
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(1995/日本/81分) [監督・原案] 佐藤嗣麻子 [原作] 古賀新一 [出演] 吉野公佳、菅野美穂、周摩、高橋直純、角松かのり、高樹澪 [評価] ★★★☆☆ 悪魔を呼び出す儀式にいけにえとして選ばれた13人の生徒。校舎に閉じ込められ、一人づつ殺されていく中、魔術を駆使して黒井ミサが立ち向かう! 古賀新一の人気コミックを映像化したオカルト・エンターテイメント。B級映画です。でも好きな方は好きでしょう。って当たり前か。ちなみに筆者は好きです。 |
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東京で猟奇的な連続殺人事件が起こっている頃、ある高校に黒井ミサが転校してきます。折しも、オカルトマニアの水野が事件現場を結ぶと五茫星になり、最後の一点がこの学校だと騒いでいた頃。一方、ミサは、学級委員の倉橋みずきとはすぐに仲良くなりますが、ある時、水野と女生徒たちがわら人形にのろいをかけているのを見た時、本物ののろいをわら人形にかけてしまいます。その通りに、呪いをかけた相手の先生が腹下しでトイレに駆け込み、さらに交通事故に遭ったことから、水野たちはミサを魔女扱いするようになります。が、ミサはそこまでの呪いをかけたつもりはありません。みずきやオカルトを信じない新藤剣一はかばってくれますが、他の生徒たちからは孤立してしまいます。 ある日の放課後、追試のために教室に残された13人の生徒たち。試験は時間通り始まりますが、教師の白井は終了時間がすぎても戻ってきません。我慢できない一部の生徒は勝手に帰ろうと出て行きますが、程なくして戻ってきてしまいます。学校から出られないというのです。試してみると窓も開かず、外にいる人に話しかけても何も返ってはきません。やがて一人づつ生徒が殺され始めます。ミサは、敵対視する水野がミサのせいだと言い始めてますます孤立。これが悪魔を呼び出す儀式だと知ったミサは、残った生徒の中に犯人がいると確信するのですが・・・。 古賀新一の傑作ホラーコミックの映画化。もりじょうも昔コミックで読んだことがあります。上質のホラーとして有名な漫画でした。この手の映画、なぜか一作目は出来がいいことが多く、本作品もその例に漏れません。本来一作目の資産を流用できる二作目以降の方がパフォーマンスに優れた映画ができそうなものですが、本シリーズもこの後の作品は本作ほどの出来ではありません。まあ、異論のある方もいらっしゃるかもしれませんが。 作品は、あからさまなアイドル映画というわけではありませんが、当時アイドルとして人気を誇っていた吉野公佳と菅野美穂が主役。クールな吉野に情緒的な菅野、という演技の対比はなかなか見応えがあります。特に菅野美穂の怪演はまだ荒々しさが残るものの迫力十分。表情やそれを映すカットなども丁寧さが感じられて違和感はありません。がんばってると思います。セクシーなシーンもあってサービス満点。しかし深入りしすぎない(?)ところにも好感が持てます。 映像そのものはB級映画のそれなのですが、各キャラクターはコミック原作にふさわしいデフォルメが加えられていて、またストーリーもオカルトチックなモチーフをこれでもかと前面に出して、娯楽作品として十分に楽しめるつくりになっていると思います。怪しい雰囲気作りもなかなか。ただし、リアリティを求めはじめるとついてはいけません。登場人物も各モチーフも、こんなのあり得ないだろう、と途中で投げ出してしまうことになります。設定や展開自体は所詮荒唐無稽ですから。その点は割り切って見る必要がありますね。A級ホラーのような品質を求めると怪我をします。 世代はどうでしょう。コミック雑誌を読む人なら高い世代でも十分に楽しめるでしょう。コミックにはあまり興味がわかない、読んだことがないという人はちょっときついかもしれません。第一級の映画というわけではありませんが、個人的には好きな作品です。 |
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