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クロコダイル・ダンディー in L.A.Crocodile Dundee In Los Angeles(2001年/オーストラリア/92分)
cinema review ![]() STORY
オーストラリア、人口二十人のウォークアバウト・クリーク。ワニハンターのビッグダンディー・ミックは、恋人スーと子供マイキーとのんびりした暮らし。ある日、スーに新聞社を経営する父から連絡が。事故死したロス支局長の後任が決まるまで、代理をしてほしいとのこと。ロスに行くことしたスーでしたが、ミックとマイキーもついていくことに。
スーは早速、前任者トムが追っていた映画会社シルバーゲイト社を調べ始め、制作者のロスマンに会います。一方、ミックはマイキーと観光。しかし慣れない都会で騒動を起こしてばかり。やがて、トムの家が何者かに荒らされる事件が発生します。スーはゲイト社と東欧との深いつながりを知り、会社が何かの隠れ蓑であることを確信。トムがゲイト社を追って殺されたのではないかと疑いはじめます。 そこでミックが撮影現場に潜入することを提案。早速エキストラとして潜り込みます。さらにオーストラリアからワニハンター仲間、ジャッコを呼び寄せ協力を仰ぐことに。しかしふとしたことから動物の調教係に抜擢。一方では東欧から持ち込んだ大量の名画のレプリカを発見。麻薬の密輸と思い込んだミックは絵を探り始めるのでしたが ・・・。 ・・・ ![]() COMMENT
実に13年ぶりの続編。再びポール・ホーガンの雄姿を見ることができたのは嬉しいのですが、見る方も13年のブランクを埋めるのはさすがに大変では、と。ストーリーに直接繋がりはありませんが、スーとのいきさつなどはやはり本作だけでつかみとることは難しいでしょう。個人的には、新たなファンへの工夫がもうちょっとあってもよかったように思います。
物語はオーストラリアの片田舎、ウォークアバウトから始まります。人口二十人。唯一のホテルでは都会から来るツアー客が相手。カクテルを注文する客に片っ端からビールを出したり、ワニハンターのプロ・ミック(ポール・ホーガン)とジャッコ(アレック・ウィルソン)がワニに食べられそうになったりと冒頭から彼らのとんちんかんぶりが発揮されます。 そのとんちんかんぶりは、ハイウェイで警察沙汰を起こしたり、スタジオツアーで騒動を起こしたり、と慣れない都会・LAでさらに拍車がかかります。ジャーナリストの恋人スー(リンダ・コズラウスキー)が追ううさんくさい映画会社でも、麻薬密輸事件と勘違い。そんなまわりの騒ぎぶりに反して、何事にも動じないミックのマイペース振りが何ともほのぼのと感じます。しかし終盤、やっと事件の真相が見えてきて本領発揮。悪者退治の後はスーとのラブシーン。ややクサさの残るラストですが大団円ではあります。 みずから田舎モノというミックやジャッコが、大自然で培った能力を使って大都会で活躍するというところがミソ。息子のマイキー(サージ・コックバーン)もまたちょっとした見所をつくっています。が、ストーリーに関係のないコメディ・シーンが多く、ストーリーの密度は低いと言っていいでしょう。あまり過激なモチーフもなく、近頃の派手すぎるアクションものと比べてしまうと淡白さは否めないつくりではないでしょうか。前作と比べてもインパクトという点ではちょっとおとなしめのような気もします。 まあ、その分だけファミリー映画としては最適かもしれません。人を殺さない、というセオリーも堅持。以前にも増して誰もが安心して見られるアクション・コメディであることは確か。好感度は抜群でしょう。 |
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クロコダイル・ダンディーの第一作目は、オーストラリア映画が世に知られるようになってきた時期の1986年。二作目は「クロコダイル・ダンディー2」(1988) 。いずれもアクション映画ですが、ラブ・コメディの雰囲気も味わえるのが本作と一味違うところ。
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