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JavaScriptの基礎知識(2):変数篇

 JavaScriptの言語仕様の基礎知識をまとめたページです。ここでは、プログラミングに最も不可欠な変数について記述しています。変数は値を入れる箱です。値には数字だけでなく文字を入れることもできます。途中で値を入れ直したり、また、何度でも使いまわすことができます。

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Exposition

●変数の宣言

 変数は頭に"var"をつけて宣言します。宣言しなくても使うことは可能ですが、プログラム管理上の混乱を避けるためには、宣言しておいた方が好都合です。ちなみに"var"は"variable"の略です。
 var a;
 最後の";"(セミコロン)はプログラム上での一行の区切りを表します。うっかり省略するとエラーになります。コードの中での、スペース、改行及びタブ文字は無視されます。"va r"のように一語を分解しない限り、次のような記述も可能です。
 var
 a;
 var a; var b; var c;

 ","で区切って同時に複数の変数を宣言することもできます。
 var a, b;
 また、変数は宣言と同時に初期値を入れることもできます。
 var a = 10;
 var a = "じゃばすくりぷと";

 変数名はアルファベット、アンダースコア"_"、または数字を組み合わせてつくります。ただし、先頭に数字を持ってくることはできません。
 var _a5; //○
 var 5ab; //これは×

 変数名に限らず、JavaScriptでは、大文字と小文字を区別します。逆にHTMLの記述ではこれらを区別しませんので、使い分けが必要です。以下の変数はすべて別のものとして認識されます。
 var MOJI;
 var Moji;
 var moji;

●データ型

 JavaScriptで扱えるデータ型には以下のようなものがあります。
 ・整数  (十進数。十六進数は頭に"0x"をつける : 0x9F)
 ・小数  (浮動小数点形式 : 仮数と指数で表現する方法)
 ・文字列 ("もじ"、または'もじ'のように"か'で囲む)
 ・論理値 (true(真)かfalse(偽))
 ・null  (何もないことをあらわす)
 論理値の"true"は"1"に、"false"は"0"に置き換えることも可能です。
 また、文字列の中に文字列を表現したい場合があります。この場合は片方を["]で、もう片方を[']で囲みます。
 var b = "bgcolor='green'";
また、空の文字列も表現することができます。
 var c = "";
 あるいは、制御文字を利用することもできます。
 var d = "style=\"margin:1em;\"";

●配列

 配列を表現する時は、"Array"オブジェクトと呼ばれるものを使います。これはJavaScriptがあらかじめ用意してある道具のひとつで、使うときは"new"をつけて宣言します。
 var a = new Array();
 ()の中に配列の個数を入れることができます。以下は、要素数5個の配列を表します。
 var a = new Array(5)
 最初から要素を入れて宣言することもできます。
 var a = new Array(10,20,30,40);
 後から各要素に値を入れる時は、添え字(インデックス)を使って次のようにします。
 a[0] = 10;
 a[1] = 20;
 a[2] = 30;
 a[3] = 40;

 [ ]の中はインデックス値です。必ず"0"から始まり、"要素数-1"で終わります。ちなみに、値を取り出すときも同様です。
 var b = a[2];
bの値はa[2]の値、すなわち30となります。
 多次元配列も可能です。以下は二次元配列をつくる例です。一次元の配列をつくってから、各要素に別の配列を設定しています。
 var a = new Array(4);
 a[0] = new Array("3月","4月","5月");
 a[1] = new Array("6月","7月","8月");
 a[2] = new Array("9月","10月","11月");
 a[3] = new Array("12月","1月","2月");

 値を取り出してみると次のようになります。
 var b = a[1];   // → 6月,7月,8月
 var c = a[1][2]; // → 8月

 また、連想配列といって、数字の添え字の代わりに文字列を使用することもできます。
 var aSeason = new Array();
 aSeason["春"] = "Spring";   // 登録
 var sWord = aSpring["春"];  // ="Spring"

●命名と予約語

 変数名は誰が読んで意味が分かるものが良いでしょう。また、変数名だけではデータ型が分かりませんので接頭辞を付けてデータ型が分かるようにすると、プログラム管理上便利になることがあります。以下はその一例です。
 ・n...    :: 数値 / numeral (nNumber, nIndex)
 ・int...   :: 整数値 / integer (intNumber, intIndex)
 ・f..., dbl...:: 浮動小数点 / float, double float (fRate, fAngle)
 ・s..., str...:: 文字列 / string (sWord, strName)
 ・b...    :: 論理値 / boolean (bExists, bHit)
 ・a...    :: 配列 / array (aData, aPerson)
 ・o..., obj...:: オブジェクト / object (oParent, objButton)

 変数の命名の際、すでにJavaScriptが使用済みの語句か、今後使用する見込みの語句は、使用することができません。関数も同様です。

abstract, boolean, break, byte, catch, char, class, const, continue, debugger, default, delete, do, double, else, enum, export, extends, final, finally, float, for, function, goto, if, implements, in, instance, int, interface, long, native, new, of, package, private, protected, public, return, short, static, super, switch, synchronized, this, throw, throws, transient, try, typeof, var, void, volatile, while, with

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